N.Okada

ひとり旅の化学反応。

「旅をするなら、ぜったいにひとり旅!」

普段からそう口うるさく言っている私だけど,

先日珍しく人と一緒に旅に出た。

 

まあ、旅とは言ってもたった1泊2日。

でも旅だと思えば、それは立派な旅だと私は思っている。

2人でも無理だとか何とか言っている私だが、今回はなんと5人旅。

 

実は、この5人、普段は全員がひとり旅派。

仲良くなって2年経った今でも、一緒に旅行に行った事はおろか、

普段もどこかに5人ででかけるわけでもなく、

あちこちへふらふらとそれぞれのタイミングで旅に出て、

誰かが旅から帰ってきたら集まるというような、不思議な5人なのである。

 

だから今回日光に行こうという話になったときも

正直流れるであろうと予測していた。

きっとそう思っていたのは私だけじゃない…はず。

でもどういうわけか、今回ばかりはとんとん拍子に話がすすみ

そして迎えた当日の朝。

10時30分に北千住駅に集合、11時の電車に乗るはずが…

次々にくる遅刻の連絡(もちろん私も遅刻)。

そして最終的に

「おなかが減ったから12時の電車でいいか」という結論を

全員が提案する自由っぷり。

まあそんなことでさえ、予測範囲内の私達。

おなかいっぱい腹ごしらえをしたところで、いざ日光へ!

 

北千住から日光までは2時間弱の電車旅。

もちろん当たり前かのように、車内も各々の時間を過ごす。

読書をしたり、寝たり、音楽を聴いたり。

思い出したように話しはじめたり。

そんなことをしていたら日光までの時間は、あっという間だった。

 

日光でのエピソードは今回はあえて省略させてもらいたい。

もちろん、96さんに勧めてもらった日光インは素晴らしかったし、

96さんのコラム参照)

初めて行く東照宮を前に、受験勉強の記憶をたどるのも楽しかった。

 

線路であそんだり、料理をつくったり。

写真を撮ったり、木の棒を拾ってみたり。

 

でも、きっと今回の旅の楽しさの真髄はそこじゃない。

今回の旅を通じて感じたのは、

ひとり旅とはまた違った、楽しさ。

ひとり旅×5人の化学反応によって生まれた新たな旅の楽しみ方。

もちろん、それぞれが

好きなときに旅に出て、

好きなときに集まる。

そんな彼らとだからできた旅なのだとも思う。

それにやっぱり、ひとり旅はだいすきだ。

でも、たまにはこういうのもいいかもしれない。

私はまた新たな旅の蜜に、味をしめてしまったようだ。