Y.Kurosaki

神津島の自然と遊ぶ。3日目。

*1日目のおはなし*

*2日目のおはなし*

 

3日目の朝。いつのまにかサンサンと昇っていた太陽のせいで

テントの中が温室状態となり目が覚めた。

最終日だし、ゆっくり寝ていようと思ったのですが…そうも行かず。

 

温室から抜け出し、身支度をして、どこに行こうか?なんて考えながらテントを撤収する。

暑い。それにしても暑い。木陰に避難して再び思考を巡らせる。

地図を見ると「洞窟」という文字が目に入って来て…私の冒険心にスイッチが入った。

 

↓ちょうど真ん中あたりにある洞窟が見えるでしょうか?あそこを目指します。

 

初日に到着した多幸湾のビーチ沿いをひたすら歩いてみる事にする。

地図には道など存在しておらず、行けるのか解らない。

まぁ、行ける所まで行ってみようか…と、ゴロゴロ岩だらけの不安定な場所を歩いた。

 

 

途中、何か巨大生物に引っ掻かれたような跡地も見つけた。

自然災害で山が崩れたのであろう…車が1台しか通れないような

車道があった痕跡あるもののこの雪崩のせいかほとんどが埋まっていた。

 

自然は素晴らしくも、恐ろしくもあるものなのだと少し思った。

 

歩く事1時間。

 

洞窟の隣りまでやって来たが…大きな岩が邪魔して行けそうにも無い。

ここまで来るのに、大なり小なり踏ん張って来たというのに最後の最後にこれかーー。

この岩を越えれば洞窟なのにーーーーー!

 

岩を見上げる、、、なんだか足場と掴まれるポイントが沢山。。。

冒険心にまた火がついた瞬間である。クライミング時間の開始。

 

 

相棒さんを置き去りにして、すちゃっと登ってみる。

登ってみて、洞窟側に降りれなそうだったら辞めようと心に決めて

岩の上まで登ると…にひひひひ。

 

岩の下から「どーーーーぉーーー?」と相棒さん。

岩の上から顔を出し「行けるーーーー!」と私。

相棒さんも岩を登って来る。

 

 

洞窟に着いてみると、思ったものでは無かった…笑

ゴミが奥の奥まで流れ着いていて、汚かった。

そのへんの流木などを拾って来て、簡易なベンチを作り、ぼーーーっとした。

 

冷蔵庫に入ったような寒さ、響く声、雰囲気だけでお腹がいっぱい。

住めそう。と2人して思っていたのは後で知った事。

 

さて、帰ろうかね。

 

 

この付近の海岸は、黒曜石がゴロゴロと落っこちている場所で

拳サイズ以上のものから、小指サイズくらいのものまで、それはもうゴロゴロ。

相棒さんによれば、黒曜石は縄文の人達が海を渡りこの島まで来て見つけたのだとか。

 

「ヤジリに使われていたんだよ。」と相棒さん。

相棒さんは好きな形の黒曜石を探している中、私は周りにそびえ立つ、

岩しか目に入らず…、楽しそうに探している相棒さんを横目に岩登り再開。

 

様々なアプローチ、角度から登ってみたくてうずうずうずうず。

登っては岩の頂上で、達成感にひたりながら地平線を眺めて、ぼーーーっとする。

降りては、また登っての繰り返し。相棒さんに「いつのまに!」と写真を撮られる始末。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間も過ぎて…岩登りを心行くマデ楽しんだのでキャンプ場に帰る事にする。
昨日は、「山」「海」で遊び、今日は「岩」で遊ぶ。

どんだけ自然で遊ぶ事は楽しいのだろう…と、興奮がいつまでたっても冷めなかった。。。

 

キャンプ場に戻って荷物をピックアップし、この旅で何度も通った山道を行く。

重たい荷物を持ってはいるものの、通い慣れてしまったからなのか、

やっぱりこの道は「苦」では無く、楽しい道だった。

 

ふかふかの地面をかみしめ、景色を目に焼き付けて歩く事45分。

あっというまに、村に辿りついてしまった。

神津島港に荷物を降ろして、そのまま少し村をふらつく事にする。

 

まずは…ごはん!!!!!

神津島港にある「よっちゃーれセンター」の海鮮丼定食!¥1000

 

 

言わなくとも…美味であります!!!!!それにしても、この上手さで、この値段。

ありがたや。

 

まだまだ時間があったので、村に着いた時から我慢していた

アイスクリーム屋さんにルンルン気分で向かいます。

食後はね、甘いものをね。暑いしね。ルンルンルン♪

 

 

お土産屋さんで、神津島の本を購入して、船を待ちながら読書タイム。

乗船時間になって、船に乗る前に辺りを見回すと、登った山が見えた。

神津島でした事は、山で遊んで、海で遊んで、岩で遊んだ。

 

私にとって最高の「旅」は、どれだけ「自然にとけ込めたか」が重要な事に気がつきました。

ヒールを履いて、コツンコツン歩く旅では無く、裸足であるがままに生きる旅。

人工物で遊ぶ訳ではなく、あるがままの自然と遊ぶ旅。

 

全部、全部、さらけだして、背伸びする分けでも、気取る訳でもなく

ただただ、自分の等身大で遊ぶ旅。

そんな、自分の肌にあった旅が出来たのが「神津島」でした。

 

 

 

 

 

あなたの肌にあっている「旅」はどんな旅ですが?

 

 

 

 

 

神津島の皆さんありがとう。またね。バイバ――――イ!